100の技術④ 『VR・AR』
こんにちは。
今回はVRとARについて、これらの違いと、今後の未来について書いていこうと思います。
まず、VRとARの違いを簡単に言うと
VRは仮想世界に行こう!
ARは現実世界に仮想空間を呼び出そう!
です。
これらを紹介していきます。
VRとは
バーチャルリアリティ・仮想現実のことです。
人間がVRの世界に行くことを目的に作られた技術です。
特徴はVRゴーグルなどの、密閉型で装着型の製品を使用することです。
(例)
PS4ゲーム『みんなのGOLF VR』
アニメ『ソードアート・オンライン(SAO)』の世界
アーケードゲーム『機動戦士ガンダム戦場の絆』
ARとは
オーグメンテッドリアリティ・拡張現実のことです。
CGを投影して現実世界に仮想世界を呼び出すというコンセプトで作られた技術です。
特徴はスマホなど身近なデバイスを使用することです。
(例)
スマホアプリ『ポケモンGO』
イケアの『家具配置アプリ』
コナン君のメガネ
ただ、現在ARはスマホのアプリ以外ではほとんど普及していません。
普及しない理由は、メガネなどにARを導入するには、アプリを動かす機器が必要であり、技術も費用も高くなるからです。
しかし、5G時代に入りブロックチェーン技術も発展した世界では、全てが小型化し、遅延もなくなり、アプリをクラウド上に置くことによって、AR体験には受信設備だけを用意すればよくなるため、ARも確実に普及していくと思われます。
何が違うの?
VRが
「様々な形で作られた現実のような世界」に「ユーザー自身が飛び込む」
のに対して、ARは
「現実世界を基本にして、追加情報を加える」
という部分にあります。主軸に考える世界が異なるのが最大の違いです。
VRとARの今後
今後どちらも急速に進化が進んでいきます。
その証拠にGAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)が次の主戦場として、VRとARに力を入れています。
この中で、私が興味を持っているのはFacebookが現在開発しているHorizon(ホライズン)というアプリです。
VR空間を使った、新しいコミュニケーションのプラットフォーム(商品やサービスを提供する企業と利用者が結びつく場所)です。
Horizonはベータ版(商品テストを行うサンプル版)が間もなくリリースされ、その体験者の募集を近々開始するようです。
まとめ
VRは「様々な形で作られた現実のような世界」に「ユーザー自身が飛び込む」技術
ARは「現実世界を基本にして、追加情報を加える」技術
ゲーム・音楽・映画はすでにVR対応していますし、YouTube動画もまもなくVR化します。
今後、旅行もVR化して、VRを使ってルーブル美術館に入れるようになるかもしれません。
教育業界では、高校見学会などはすぐにでもVR化しそうです。また、塾の教室見学もVR空間で行うようになると思います。
ごまちゃん
先生は塾をVR化しますか?
そうですね。今後の技術の発展を見て検討はします。ただ、今のところは考えていません。
おばら
ごまちゃん
なんで?
今の技術では、少なくても個別指導塾の場合、目の前で教えたほうが成績を伸ばすことができると思うからです。
おばら