英単語の覚え方
こんにちは。
今回は英単語の覚え方について書いていこうと思います。
英単語の覚え方のコツは3つです。
「悩まない」
「5感を使う」
「継続する」
ひとつずつ解説していきます。
悩まない
英単語学習のコツの1つ目は、悩まないです。英単語学習に、悩む時間は必要ありません。
負けず嫌いや、理系の子どもあるあるですが、単語を思い出すまで悩む癖がついている子がけっこう多いです。
そのような子は、英単語を見た瞬間に、すぐに意味が出てくるようなトレーニングをする必要があります。
反射で答えが出せるようにするのが理想です。
また、単語で悩む癖は、長文読解のときに苦戦する原因となります。
「この単語の意味はなんだっけ?」が繰り返されると、長文がまともに読み進められません。
数学は悩んで考えたほうが伸びますが、英単語は悩んではいけません。
1秒以内に答えが出てくるようにトレーニングをしてください。
おばら
高校時代、これが原因で長文読解に苦戦しました
5感を使う
2つ目は、5感を使うです。
特に、発音する・書く・思い出すことをしてください。
これらを効率よく行うためには、「単語カード」を作るとよいです。
「単語カード」の作り方
まず、100円均一で単語カードを購入してください。
その後、覚えたい英単語をカードの表に、日本語訳を裏に書きます。
あとは、ひたすら英語→日本語、日本語→英語を繰り返し行ってください。
ポイント!
①最初は書かず、ただ声に出して覚えてください(=発音する)。
⇩
②今日やるべき内容が、すべて言えるようになったら、初めてノートなどに書いて覚えていってください(=書く)。
⇩
③「単語カード」は、『考える→答えを見る』の繰り返しができます。記憶を引っ張り出す作業(=思い出す)があるので、しっかり覚えることができます。
あと、意外に大事なのが、書けるようになった単語は、単語カードから取り外すことです。
自分がどれだけがんばったかがわかり、全てのカードがなくなったときは、ものすごく達成感が得られます。
継続する
最後のコツは、継続することです。
人それぞれ、1時間あたり覚えることができる単語量に限界があります。
1時間で10個覚える子もいれば、100個覚える子もいます。
ここで重要なのは、自分は1時間あたり何個の単語を覚えることができるかを知り、その覚えることができる数だけを、毎日継続して必ず覚えるということです。
人間は、ゴールがなく、やみくもに覚えようとすると思考停止をして、結局何も覚えることができなくなります。
最初は1日1時間で、10個でも良いです。それでも1か月で300個覚えることができます。
2020年度以降の新学習指導要領で覚える英単語数は
小学生600語・中学生1800語
の合計2400語です。
小学生なら
600÷300=2
2か月毎日覚えれば、小学生で覚える英単語は終わります。
中学生なら
1800÷3=6
6か月毎日覚えれば、範囲は終わります。
英語を全く0の状態からスタートしても、小中学校で覚える英単語は8か月で終了します。
ただ、継続すること難しいです。
どうしても一人で継続できない方は次の方法を試してください。
Ⓐお母さんにテストをしてもらう
Ⓑ友達通しでテストし合う
Ⓒ塾に通って、テストをする
テストをすることで、継続して覚えることができているかどうかのチェックができます。
Ⓐお母さんにテストをしてもらう
1週間に1回のチェックでも良いです。
チェックの方法は、テスト形式で、今週覚える範囲を本当に覚えているか、何問かテストを出してもらってください。
Ⓑ友達通しでテストし合う
個人的には、一番良い方法だと思っています。
友達通しで1週間に1回テストを作り合い、お互いに採点をするなどできれば、良いです。
ただ、そのような友達が周りにいない、友達通しで1日に覚えることができる単語数が違うなど、現実的には難しいところもあります。
Ⓒ塾に通って、テストをする
家でも、友達ともできない場合は、塾に来てください。
塾の先生は、子どものようすを見て、その子が1日に覚えることができる単語数を、ある程度把握しています。
そのうえで子どもと相談し、1週間にどれだけの単語を覚えると良いかを、適切にアドバイスができます。
まとめ
英単語の覚え方のコツは「悩まない」「5感を使う」「継続する」の3つです。
英単語は、数学とは違い、深く考える必要は全くないので、分からなかったら、すぐ答えを見てください。
効率よく暗記するには、「単語カード」の作成をオススメします。
そして、継続することが大切です。自分のできる範囲でいいので、毎日必ず覚えるようにしてください。
自分を律することが難しければ、最初はお母さんや、塾の先生に頼ってもいいと思います。
やり方は人それぞれですが、まずやってみることが大事です。自分にあった勉強法を探してほしいと思います。