脳が冴える習慣
こんにちは。
第1回冬期講習説明会も終了し、少し落ち着いてきたので、久しぶりに塾のお知らせ以外のブログを書こうと思います!
今回は、
の内容を引用し、脳が冴える15の習慣を書いていこうと思います(ネタバレ注意!)。
本書で挙げられている15の習慣を紹介します。
15の習慣
①脳の活動を最大限発揮
習慣1 生活の原点をつくる
脳は基本的に怠け者で楽をしたがるようにできています。
脳を活性化させるために、足・手・口をよく動かすことが必要です。
習慣2 集中力を高める
生活のどこかで試験を受けている状態をもつ。
脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要です。
ダラダラやっていても、いつまでもたっても終わりません。
定期テスト前に経験があると思いますが、試験があったほうが勉強に集中できます。
一日空いているよりも、2時間しか開いていない状態のほうが作業が進むということです。
勉強効率が高い人は、制限時間を設けて試験を受けている状態を一日に何回も作っています。
習慣3 睡眠の意義
よく寝よう。
夜は情報を蓄える時間です。睡眠の整理力を活用すべきです。
よく忘れ物をしたり、思考が整理できていない人は睡眠不足の可能性があります。
脳も筋肉と同様に疲労します。
その過労は十分な睡眠をとらなければ回復できないです。
記憶の定着や思考の整理というのは、起きている間よりも寝ている間の方が進みやすいです。
睡眠時間は最低6時間、理想は7時間と言われています。
②脳が働く環境を整える
習慣4 脳の持続力を高める
家事などの雑用を効率よく行う工夫は「脳トレ」になるので積極的にこなしましょう。
また、「面倒くささ」に耐える力、自分を律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てます。
習慣5 問題解決能力を高める
Google検索や、カーナビなど便利な道具は使いこなそう。
しかし、それに流されて何も考えずに行動しているだけの人になってはいけません。
自分の脳を使って行動を組み立て、自分のルールで行動してください。
習慣6 思考の整理
「机の片付け」を優先しよう。
モノの整理は思考の整理といわれます。
忙しいときほど片付けを優先してください。
要領の良い人ほど整理を怠る、若いうちはそれで通用しても、立場が上がってくると、そうはいきません。
③記憶力を高めるための習慣
習慣7 注意力を高める
目と耳から情報をとろう。
脳を働かすカギとなっているもの1位は目、2位は耳です。
特に、耳から情報をとる練習をしてください。
ラジオやYouTubeの音声コンテンツを聞き、耳のみでききとり、まとめる練習をするのが効果的です。
人間をボケさせる確実な方法は、視覚、聴覚の一切の情報を与えないことだそうです。
習慣8 記憶力を高める
インプットとアウトプットの両方を行ってください。
1. 脳に入力
2. 情報処理
3. 出力を確認する
つまり、学んだことを話したり、書いたり、教えたりすることが大事です。
この表は学習の定着率を示しています。
話を聞くだけで5%知識が定着します。
本を読むと10%知識が定着します。
人に教えるために学ぶと、90%知識が定着します。
アウトプットの重要性がわかります。
④コミュニケーション能力を高める
習慣9 話す力を高める
メモや写真などを手がかりに、長い話を組み立てる練習をしましょう。
習慣10 表現を豊かにする
「たとえ話」を使いましょう。
表現を豊かにする訓練、相手の身になってわかりやすい話を考えることは、社会性を高める訓練にもなります。
⑤脳を健康に保つ
習慣11 脳を健康に保つ食事
適度な運動と「腹八分目」を心がけましょう。
習慣12 脳の健康診断
定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしましょう。
⑥その他
習慣13 脳の自己管理
「失敗ノート」を書き、自分の批判者を大切にしてください。
失敗を記録して分析し、その傾向を割り出すことは、脳の自己管理に有効です。
習慣14 想像力を高める
いろいろな活動をして人生を楽しもうということです。
想像力を高めるには、活動をマルチにし、人生を楽しもうとすることが大切です。
習慣15 意欲を高める
人を好意的に評価し、時にはダメな自分を見せましょう。
できない自分を普段から見せておくと、小さな成功で周りの人からよく頑張ったね、と認められやすくなります。
初めはできなくてもいいです。
まずは初心者教室などに参加しましょう。
まとめ
脳をフルで活用するためには、15の習慣を参考に、毎日の行動パターンを見直してください。
個人的に、すぐにやれると思うのは、
- 早く寝る
- 机を片付ける
- アウトプットをする
- 手を動かし、耳を使う
- 試験を受けている状態にする
まずはできることからやってみましょう!
参考文献:【脳が冴える15の習慣】築山節著