フォニックスについて

こんにちは。

以前の記事で、新指導要領では英語を発音できることが重要だと書かせていただきました。

 

しかし、私を含めて発音が苦手な方は多いです。

その原因は「読む」「書く」に重点が置かれた英語教育を受けてきたことが考えられます。

先日、他塾の塾長さんと話をさせていただく機会がありました。

その中で英語学習法の一つである「フォニックス」の話題があり、これからの時代は「フォニックス」を学ぶ意義が高くなってきていると感じました。

 

そのようなわけで、今回は「フォニックスについて」、次回は「フォニックスを覚えよう」の2つの記事を書いていこうと思います。

フォニックスとは

フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法です。

日本の子どもたちがひらがなを「50音」で覚えるように、アメリカやイギリスなど英語圏の子どもたちは「フォニックス」で英語を学びます。

アルファベット毎の発音を先に学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペリングがわかり、正しく書くことができます。

下の表をご覧ください。

例えば机(desk)を例にあげます。

avatar

ごまちゃん

”デスク”

と言いたいところですが、正しくは

avatar

ごまちゃん

”ドゥエスク”

 

実際にはアルファベットの組み合わせなどで読み方が変わるため、上の表だけでは対応できません。

それは次回詳しくは紹介します。

フォニックスを学ぶメリット

初めて見た英単語を発音できる

見たことのない単語でも、スペリングを見ただけで、正しく発音ができるようなります。

そのため、単語学習をするときに抵抗感なく発音しながら学習ができ、効率的に覚えることができるようになります。

耳で聞いた英語を正しく理解できる

普段から発音に気をつけているため、日常会話やリスニングテストでネイティブの方が発音していても正しく理解できます。

音読が上手になる

新指導要領の英語授業では音読テストが増えることが予想されます。

発音に自信を持って、きれいに音読できれば、カッコイイですし、先生からの評価点も上がります。

英語が楽しくなる

英単語を聞き分けられるようになり、英語に対する興味が高くなります。結果、英語が楽しいと感じられます。

フォニックスは完璧ではない

ここまでの説明で、『フォニックスサイコー』のように書いていますが、フォニックスは完璧ではありません。

一部例外があります。

例えば「live(住む)」という単語はフォニックスに当てはめると、最後のeはもともと読まないので「ライヴ(ルイヴ)」 ですが、実際の発音は「リヴ」です。

このようにフォニックスは完璧ではありません。

 

あくまで「音→単語」及び、「単語→音」を推測する足がかりであると理解してください。

ある程度英語の音が推測ができる、音からある程度文字が推測できるようになればフォニックスは卒業という気持ちで学習してください。

 

まとめ

 

フォニックスは英語学習の入門編として行うには効果が高いです。正しい発音ができるようになると、今後の英語学習において大きなプラスになります。

次回の記事でさらに詳しくフォニックスを紹介しますので、そちらもご覧ください。

しかし、フォニックスは完璧ではありません。

『読めるけど意味はわからない~』という状況では英語を理解しているとはいえません。

 

結局は英単語学習帳などを使い、読んで、書いて、意味を理解するなど一歩ずつ学習を継続していくことが必要です

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