頭がよくなる環境作り(机と色編)

こんにちは。

前回に続き、今回は頭がよくなる環境作りということで、「勉強に集中するために最適な机の配置、また集中できる色は何なのか?」について書いていこうと思います。

まず結論です。

勉強机

空間は前に広く、後ろに狭く

普段は青色、短期集中は黄色

 

勉強机の配置

勉強机の配置で気を付けることは、机と前の壁の間に空間を作ることです。

その理由は、目の前に壁があると心理的に圧迫感が生じ、集中力が落ちてしまいやすくなるからです。

また自分の背中と壁との空間は狭くなるようにしてください。

その理由は、人間は背後が死角になっており、いつ襲われるかわからないと本能的に感じているので、背後の空間をなくすことによって、安心して勉強ができるようになるからです。

 

配置例(“mamatas”webサイト参照)

壁を背後にして、前の空間を広く取ります。

勉強机の置き方で一番いいと言われているのが「入口に正面を向ける」配置です。

人は無意識のうちに入り口を気にしてしまう生き物で、正面に入り口があるとそれだけで安心感が生まれるそうです。

効果的に光を取り入れるために、デスクライトを購入することをオススメします。

壁から離して置けるほどのスペースがない場合には、窓の正面に勉強机を置くと良いです。

勉強机が大きな窓に向かって配置されると、外の景色が見られて開放感があります。

昼は窓からの光が入るので良いですが、夜は暗いのでデスクライトを購入することをオススメします。

どのような勉強机を買えばよいか?

勉強机の配置でも書いたように、前の空間は広く取った方が良いです。

そのため、

ニトリ学習机 40,000 税込み

上記のような学習机でなく、

 

ニトリ学習机 10,000 税込み

このようなシンプルなデスクに、別途デスクライトを購入するとよいです。

 

また1つ目の勉強机についているような収納は必要ないです。

机に向かったとき、視界に入ってくる情報が多くなりすぎると集中力が下がります。

目に入る情報を減らすことが集中力Upのコツです。

色について

●部屋の照明

青みがかったものを使うのが理想的です。おすすめは、「昼光色」と呼ばれる色の照明です。

昼光色の照明を使うと、部屋全体が明るくなり、気分良くサクサク勉強が進みます。

●部屋の色

青色は、心を落ち着かせ、ものごとに集中させる効果があります。

黄色は、知性を刺激し、記憶力と理解力を高める効果があります。

には頭痛や疲れ目に効果があります。

グレーには体に緊張をさせない効果があります。

 

勉強に集中するためには部屋の中に青色また黄色を取り入れると良いです。

しかし、黄色は脳が活性化しますが、その代償として疲労が最も高くなると言われています。

つまり、テスト直前のここぞという場面では黄色を取り入れても良いですが、受験勉強のような長距離走が必要な場面では、ストレスを緩和しながら集中力を持続できる青色を取り入れた部屋がオススメです。

 

注意点は、「部屋に色を散りばめ過ぎない」ことです。先ほどにも記した通り、”目に入る情報”=”色の数”をなるべく減らすことが集中力Upのコツです。

そのため、部屋のベースカラーはグレーなどに統一し、小物やチェアや照明などで青色を取り入れるような部屋作りが良いです。

●暗記マーカーの色

以前の記事で、暗記マーカーの色は3色までにした方が良い、と書いたことがあります。

その理由はくどいようですが、”目に入る情報を減らすためです。

暗記マーカーで最優先の色は

1位 黄色

2位 青色

3位 緑色

です。特に1色しか使わないなら黄色を使用してください。黄色は重要語句に意識を集中させ、記憶力を高めます。

 

まとめ

勉強机は、空間は前に広く、後ろに狭くしてください。

部屋の色は、普段は青色、短期的に集中したいときは黄色を取り入れてください。

ただ、これらを気にし過ぎないようにしてください。

実際、本番のテストでは部屋の色がどうだとかは関係ありませんし、気分の問題だと言われれば、それまでです。

 

しかし、少なくとも個別指導のハルではお子様にとって最適な環境で勉強ができるよう、できる限りの工夫をして教室作りをしていきます。

 

この記事は

“mamatas”webサイト他
英サルフォード大学2011~2012年度研究
長岡技術科学大学工学部2014年度研究
東京電機大学2016年度研究
などを参考にしております

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